選択肢を狭めずに様々な業種を見て、自分の興味のアンテナを広く張ってほしい
日本通運株式会社
京都支店 フォワーディング営業部 京都国際営業課
廣瀬 ひかる
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「日本通運株式会社」で働く、廣瀬 ひかるさんにお話を聞きました。
学生時代は、4年間、留学生を含む60人規模の自治寮で生活しながら、アルバイト、ゼミ活動、留学といった自分が興味を持ったことは何でもチャレンジするよう心がけて過ごしました。
自治寮では、寮長に就任し、留学生も日本人学生も住みやすい寮にするため、運営改善に取り組みました。
ゼミ活動では、国際法を学ぶゼミに所属し、現在論争になっている国際問題をテーマにしたディベート大会に出場しました。
また、タイへ留学し、難民への人道支援に関する調査を実施、ボランティア活動に従事しました。
これらの経験から、国際的な視野を持つようになり、将来はグローバルに展開する企業に就職したいと考えるようになりました。
就職活動では、「グローバル企業」「社会貢献度が高い業種」「自分が成長できる」をキーワードに、幅広く様々な企業を見るようにしました。
就職活動において、初めはメーカーを中心に企業研究を行っていましたが、商品そのものに関心が持てず悩んでいました。
そんな時に、日本通運の企業説明会に参加し、「商品を必要な時に必要な分だけ正確に届ける」というサービスで世界中を繋ぎ人々の生活を支えているというお話を聞き、社会貢献度の高い物流の仕事に興味を持ちました。
物流会社の中でも日本通運は、国際的なネットワークにおいて圧倒的な拠点数を持ち、海外売上比率が50%を目指すリーディングカンパニーであるため、日本通運に入社できればグローバル人材として成長できると確信し、志望しました。
選考過程では、採用担当者の方が親身になって話を聞いてくださり、ミスマッチが起きないよう時間をかけていただいたことから、働く一人一人の社員を大切に考えてくれる会社であると考え入社を決めました。
入社後は、航空営業部へ配属となり、主に航空機を利用する貨物の輸出手配業務を行っています。
具体的には、お客様から出荷依頼を受けた後、輸出先の弊社現地法人とやり取りしながら必要事項を確認し、集荷やブッキング、通関など貨物を航空機に搭載するまでの段取りをアレンジします。
専門用語が多く、様々な業務が関わっているため、初めは自分がやっていることを理解するのに苦労しました。
一つでもミスをすると多くの部署に迷惑をかけ、最悪の場合搭載予定フライトに間に合わないという事態になってしまうので、とても緊張感のある仕事だと痛感しています。
2年目からは営業として、お客様からの問い合わせの対応、見積もり作成などを行い、出荷獲得に繋がるよう取り組んでいます。
やればやるほど分からないことが増え戸惑う日々ですが、先輩方の丁寧な指導のおかげで、少しずつ理解が深まっていると感じています。
お客様のニーズに応え、スムーズに手配を進めることができるよう今後も自分自身のスキルアップに努めたいと思います。
京都は、観光地として有名であり、多くの観光客が訪れるため、多様な文化や人々と出会うことができる点が魅力的です。
通勤時に、京都駅で様々な言語が飛び交っているのを聞くと、世界の人々が集まる場所で働いているんだと思えてワクワクします。
また、仕事帰りに、東寺の桜のライトアップを見に行ったり、清水寺に紅葉を見に行ったりできるのも京都ならではの楽しみだと思います。
日本の伝統文化や歴史に触れながら、同時に世界を感じることができ、刺激を受けながら働いています。
最初から選択肢を狭めずに様々な業種を見て、自分の興味のアンテナを広く張ってほしいです。
私はとにかく時間があれば企業説明会に参加していました。
ここだけは譲れないというポイントは持っておき、広い視野で見ていると思いがけない出会いがあると思います。
上手くいかずしんどくなる時期もあると思いますが、最後には一番自分に合った企業にたどり着くと思うので、諦めずに頑張ってください!
納得できる就活ができるよう応援しています。