就活のポイントは「視野を広げること」。
T.S.Iに入社して発見した「新たな可能性」
株式会社T.S.I
施設管理部
伊藤 篤志
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。
そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集。今回は、「株式会社T.S.I」で働く伊藤篤志さんにお話を聞きました。
学生時代は体を動かすことが好きで、バスケットボールや駅伝などのスポーツに打ち込んでいました。また運動だけでなく、大学の3・4年時には1日1冊本を読むと決めて実践していました。今も休みの日は読書の習慣を続けています。
就職活動を長く続けるのは焦る原因になるかと思いましたので、早い段階から気になる企業の説明会へ参加したり、面談などを重ねて準備をしたりしていました。視野を広げて考えるためにも、全く関心のなかった分野の説明会にも参加しましたね。
就職活動をするにあたって、やりたいことよりも「こんな自分でも雇ってもらえるなら、どんなことでもやらせていただきたい!」というのが最初のスタートでした。
正直に言うと、介護・福祉の仕事を将来の職業として選択するとは、当初自分では全く想像していませんでした。しかし、T.S.Iの会社説明会や面接などで専務や部長の話を聞いて「この人たちの下で働きたい!」と思えたことが決め手になりましたね。
メインの仕事内容としては、営業関係、入居・退去の手続きを担当しています。その他、まれに介護現場に入ることや、拠点内の環境整備として物品破損の修理をすることもあります。
じっとしているよりは動いている方が好きなタイプなので、幅広い業務に携われるのは自分に合っていると感じます。そして、入居者様・ご家族様が喜んでいらっしゃる姿やご入居いただいて元気になられる姿を見られたときはとてもうれしいです。
初めて京都で暮らしたのですが、活動的な都会の雰囲気と少し市内から外れると静寂な環境があり、静と動のバランスがとても良いなと感じています。
文化的な建物や場所がそこかしこにある一方で、新しいおしゃれなお店などもその中に混在しているところに面白さも感じます。休日に家族や友人が京都に来てくれたときなどに、喜んでくれるのもうれしいポイントです。
できることや得意なこと、やりたいことから職を探していらっしゃる方も多いかと思いますが、学生の時に見える仕事の本質はほんの一部です。
私も介護業界に入ると決まった時は、友人や教授陣、家族から「続かないのでは?」と言われました。しかし、今は見えている景色が全く異なります。意外と介護業界に向いていると感じられますし、仕事の本質的な一面や可能性も見えてきて、考え方も大きく変わりました。
どんな仕事に対しても、やる前から可能性を捨てないで、いろんな方面に視野を広げながら頑張ってください。