やりがいに満ちあふれた「緊急対応業務」。
環協で働く若手社員のパッションに迫る
環協株式会社
管理本部管理2部 ROOP1課
上山 智也
大原情報法律専門学校
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。
そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集。
今回は、「環協株式会社」で働く上山智也さんにお話を聞きました。
学生時代は野球に打ち込んでいました。一つの目標があり、その目標をかなえるために日々練習を積み重ねていました。
しかし、野球を引退してからは友達と遊んでばかりでしたね。先生にもよく指導されましたが、今となってはとてもいい思い出です。
しかし、進路について考える時期が訪れて、私は非常に困りました。野球しかしていなかったので成績も芳しくなく、大学進学などはできませんでした。
そこで、体を動かす仕事に就きたいと考えるようになりました。「消防士」を目指すことに決めたのは、それが理由です。それからは専門学校に進学することを決め、目標をかなえるために今までしてこなかった勉強にも必死で取り組み、とても苦労もしました。
消防士という夢はかなえることはできませんでしたが、国家公務員として内定をいただき、就職することができました。一つの目標に全力で取り組めた学生時代でしたので、非常に良い経験と思い出になっています。
現場で自分の技術や知識を生かして作業を行い、人から直接感謝される仕事であること。さらに、自分の人生にとって大きなプラスとなる経験ができると感じたのが大きな理由です。
私は新卒ではなく、中途採用で入社しました。最終的に入社の決め手となったのは、24時間、困っている人のもとへ駆けつける緊急対応であること。基本1人で行動しますが、日々作業内容が違うので飽きないところにも魅力を感じています。
もともと消防士を目指していたこともあり、24時間さまざまな緊急案件に対応し、日々異なる場所でさまざまな仕事ができることに、やりがいを感じています。個人的にも非常に働きやすく、日々楽しいことばかりです。
私が所属している部署は緊急対応業務「ROOP24」です。この部署は、賃貸物件にお住まいの入居者様などから緊急連絡を受けた際にすぐ駆けつける、環協株式会社の顔となる部署です。漏水や詰まりの対処を中心に、部屋内の不具合、設備関係の緊急対応などを行います。
基本3人+夜勤1名で回していますが、上司の方々のフォローが非常に手厚いです。いつ何時も、分からないことがあればビデオ通話で教えてくださり、現場が近いときは応援に駆けつけてくれるので、不安に感じるのは最初の頃のみです。
最近は、当初は不安だった作業を1人で対応できていることに、驚くこともあります。分からないことがあれば聞いて、経験していく中でおのずと覚えていたのです。
自分自身が感じている成長は「自信がついたこと」「応急処置で何でも治せること」「胸を張れること」「頼りがいのある人間になれたこと」だと思います。緊急で本当に困っている人を助けに行く部署なので、自信がつき、頼りになる人間に成長できたと自負しています。
もともとは兵庫県出身なので、京都のことはまだ分からないことが多いです。しかし、休日に友人とショッピングなどで街歩きをすると、あちこちに京都らしい歴史を感じる建物や記念碑などがあり、いろいろな発見ができて楽しいですね。まさに「京都に住んでいる」と感じる瞬間です。
また、中心部はさまざまな施設があり、鉄道やバスなどもたくさんあるので、とても便利です。対照的に、少し離れると自然が豊かで、気軽にアウトドアができるのも魅力だと思います。
いい仕事をしていく上でも、毎日のオンオフの切り替えはとても大切です。身近にいろいろな驚きや感動があるのは、京都に暮らし、働く魅力ではないかなと思います。
必死に生きてこそ人生は輝くと思います。人生の中で今が一番若く、いろんな事にチャレンジできるでしょう。
だから、どんどんチャレンジしてたくさん失敗してください。私は失敗を恐れて行動せずに年を重ねた上司より、失敗してたくさん叱(しか)られて、いろんな事を経験した上司についていきたいです。
顔つきはその人の人生・生き方を表すと私は思っています。今は迷うことや不安も多いかもしれませんが、自分の思いや感性を大事に、就活を頑張ってください。応援しています。
そして、私も頑張りますので、一緒に成長していきましょう!