「高い技術と集中力が求められる」エフシステム工事部の技術職
エフシステム株式会社
工事部
柴田 真人
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集。
今回は、「エフシステム」で働く柴田 真人さんにお話を聞きました。
小学校から高校まで野球少年だった私は、勝負事に対する負けず嫌いな性格と、何事にも全力で取り組む向上心を持っていました。大学では部活ではなくサークル活動に打ち込みましたが、一度決めたことをやり遂げる精神は、その頃に培われたと思います。
ただ、人見知りの一面もあり、就職活動中は初対面の人と話すたびに緊張していました。
しかし、野球で鍛えた声を出す練習を生かし、はっきりと大きな声で話すことを心がけることで、徐々に人見知りを克服。今ではその経験が仕事にも大いに役立っています。
前職では自動火災報知設備の点検を担当しており、その経験を生かせるかもしれないと考え、現在の会社に応募しました。
また、勉強嫌いでデスクワークよりも体を動かす仕事を好む私にとって、知識を積み重ねながら活動的に働ける職種はとても魅力的に思えました。向上心と競争心が強い性格を生かし、知識を深めていくことに大きなやりがいも感じています。
現在は自動火災報知設備の施工をメインに行っており、最近では住戸数が多いマンションのプロジェクトを任されることが増えています。特に、260戸のマンション施工は大きな挑戦でした。
仕事では、マンション管理人室にある自動火災報知設備の受信機の配線や接続を担当しています。線のねじれやたるみがないか、適切な長さで接続できるかなど、細部にわたって注意を払いながら作業を進めます。
見た目の美しさや、どの線がどこに接続されているかを一目で把握できるようにすることも重要なポイントです。線を整え、計算しながら接続していく作業は、まさに技術と集中力が求められる仕事です。
そして、すべてがぴったりとはまった瞬間の達成感は、言葉では表せないほどの誇りを感じさせてくれます。この仕事を通じて、日々成長している実感があり、大きなやりがいを感じています。
大学進学で京都に来て以来、この街を魅力に感じています。京都は観光地や自然が豊かでありながら、街自体がコンパクトにまとまっている点が大きな魅力です。
京都の街は碁盤の目のように整然とした通りが特徴で、府外から来た人にも非常に分かりやすい構造になっています。
初めて来たときは道に迷うこともありましたが、大きく迂回(うかい)することなく元のルートに戻れるので、何度も助かりました(笑)。
京都で暮らし働くことの良さは、その歴史と自然の美しさ、そして生活しやすい街の構造にあると感じています。
就職活動をする皆さんへ、自分がこれまで経験してきたことは、思いがけない場面で大きな力となり、自分を助けてくれるものです。
新卒であれ転職であれ、仕事探しの際に「やったことがないからできない」「難しそう」と思うのではなく、「やったことがないことは、これから伸ばしていける伸びしろだ」と捉えることが大切です。
業種や職種にとらわれず、幅広い視野を持ってチャレンジしてみることをお勧めします。
また、積極的に会社見学に参加することは、自分に合った仕事や職場環境を見つける手助けにもなります。
皆さんの就職活動を心から応援しています!