お話をして提案することで「ありがとう助かったよ」と喜んでいただけることが増え、さらに接客が好きになりました。
シミズ薬品株式会社
ダックスイオンモール京都桂川店
熊谷 友希
近畿大学 農学部 食品栄養学科
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「シミズ薬品株式会社」で働く、熊谷 友希さんにお話を聞きました。
4年間、勉強とアルバイト、遊びで充実した生活を送っていました。
アルバイトが好きだったので、飲食店や塾など4つ掛け持ちをしていて平日も休日もアルバイトをしていました。
大学生活一番思い出に残っている1年は4回生です。
管理栄養士の国家試験合格のために研究室の友達と毎日研究をしながら勉強した日々は一生の宝物です。大変でしたがとても濃い一年でした。就職活動では京都で働くことができて、管理栄養士の知識を活かし関わる方々の暮らしを豊かにできる仕事がしたいと考え、活動を行っていました。管理栄養士としてどのように働くかとても迷い、スーパーマーケットやドラッグストアなどの一般企業だけでなく病院で働くという選択肢も考えさがしていました。
最初は学生時代「とてもやりがいがあるよ」と言われていた病院の管理栄養士として働こうと考えていました。しかし様々な企業を見ていく中で、入院されている方の栄養管理ではなく、たくさんの方が病院へ通院したり入院しなくても良いようにサポートをしたいと思い、ドラッグストアで働こうと決めました。またずっと京都で育ってきたということもあり、京都の方達の健康をサポートし、地域貢献したいと思いました。
京都で多くの店舗を展開している会社はないかと探していたところ、シミズ薬品株式会社を見つけました。京都にのみ店舗を展開し、地域の方の事を考えてお店づくりや接客をされていて、私にとって働きやすく求めていた環境だと思い入社を決めました。
今はビューティーアドバイザーとして、化粧品の担当をしています。入社後に登録販売者の資格も取得し、薬の知識と管理栄養士の知識を活かしながら、お客様のお悩みに合った商品を提案しています。お客様とお話することはもともと好きでしたが、お話をして提案することで「ありがとう助かったよ」と喜んでいただけることが増え、さらに接客が好きになりました。
また商品をどのように陳列したら面白く、わくわくした売り場が作れるのかを考えて実行し、その売り場にお客様が足をとめてくださった時はとても達成感があります。店舗での業務以外に、管理栄養士として離乳食相談会や健康相談会を行っています。これらは病院に行かなくても普段のお買いもののついでに気軽に相談をして頂くことができ、その場でお悩みにお答えできるというのがとてもやりがいに感じています。
これから店舗でも相談会でも、さらにお客様に寄り添った提案ができるよう日々知識を深めていきたいです。
日本の古き良き伝統を大切にしながらも世界から注目されている都市であり、常に新しい発見ができる町であるところです。寺社仏閣などの観光名所が多く、外国人観光客と関わることも多い所は、京都ならではだと感じています。
市内は賑わっていますが、私は郊外の自然豊かなところも好きです。都会な所も自然豊かな所も感じられるのはとても魅力だと思います。また交通網が発達しているため、通勤や遊びなどで公共交通機関がとても使いやすく、近隣の他府県に行き来しやすいと感じています。
就職活動するときは、自分の知らない業界や企業も調べて情報を集めることが良いと思います。自分の興味のある業界の中に「自分が本当にやりたい仕事がある」とは限らないと思うので、視野を広げて様々な情報を集めると良いと思います。就職活動は自分と向き合う良いきっかけになるので、とことん自分の心に問いかけて何がしたいのかじっくり考えてください!