「この企業で活躍してみたい」と感じた企業を一つでも多く見つけることが就活の第一歩目
池田産業株式会社
総務部 係長
土井 一真
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「採用担当インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「池田産業株式会社」で働く、土井一真さんにお話を聞きました。
決して褒められた学生時代ではありませんが、短期大学で電気工学を学び、そのあと専門学校に進み事務処理系のプログラミングを学びました。専門学校に入った理由は、ソフトの知識を多少なりともかじることで、社会人として働く際の選択肢を増やしたかったからです。学生時代の4年間は、大学進学が達成できなかった悔しさを胸に仕事と学業の両立に奮闘しました。その合間時間では、ツレとバカして遊び、趣味に没頭し、自分の代名詞でもあるバレーボールを母校の後輩達に指導させて貰った4年の年月は、今の自分を形成するにあたり、とても大事な「時間」と「経験」になりました。
一方、就職活動は「自分で情報を集め、行動する」 というスタイルを押し通しました。バブルの終わり時期ではありましたが、短大卒求人は圧倒的に数が少なく、その中で私は、大卒学生に送られてくる就職情報誌を先輩にお借りし、募集対象となる学歴を一切気にせず、自分を売り込み、会社説明会に参加させていただいた記憶があります。今考えると、かなり積極的(強引?)な行動ですが、最終的に4社の試験を受け2社合格をいただきました。どちらの会社に進んでも悔いはなかったと思いますが、あえて自分の知識が少ない分野の会社を選びました。全く想像がつかない仕事内容に興味を抱いたからです。
「社長」です。
新卒の学生さんからご質問をいただく機会が多いのですが、どなたにも同じ答えを返します。
今でも明確に覚えていますが、最初の面接が社長面接でした。それも1時間半も貴重なお時間をいただきました。会社に対する想い、従業員に対する想い、こういうことを考えているんだという構想・アイデアなど、惜しみなく話をしてくださいました。その話を聞いて、凄くキラキラした、なんとも言えないワクワク感が自分の胸中にうまれたことを記憶しています。また、面接では私の話をじっくりと聞いてくださり、採用に関する価値観が同じであることも感じました。「大・中規模の企業が展開している採用手法をそのまま当社に当てはめるのではなく、我々にあった採用手法を探し出す必要がある、そして人は人で採る」、まさに、私にとってドンピシャの感覚でした。
今、こうして社長と一緒に仕事をさせていただいていることに喜びを感じていると共に、池田産業の一員として働いている事に誇りを感じています。
採用業務を中心に総務部全般の仕事をしています。
従業員数が少ない会社では、総務部が労務、社保、採用、教育、庶務等、全ての業務を担当することがあるのですが、私は、その中でも新卒・中途・パートなど採用に関する業務を担当しています。
また、労務、社保以外の庶務全般にも関わらせていただき、規約の制定から、ルール作成、各種資料作成、社内外の委員窓口・推進役、庶務など、幅広く業務を行っています。最近では周年記念の準備、社史製作の準備、入社して1年目には、社内福利厚生の充実を目指した休憩所(カフェ)の新築にも携わりました。
採用業務を軸に、大きなことから小さなことまで色々と携われること、そしてそれらをひとつずつ形にすることが、現在そして未来の池田産業の礎を築くことに繋がると考えています。私もその一端を担いたい!その想いが私の仕事に対するモチベーションでもあり、やりがいにもなっています。今日よりも明日、明日よりも明後日がより充実した一日になるよう日々業務に励んでいます。
京都は「憧れの街」「住みたい街」で、常に上位にランキングしている街です。歴史ある建造物も数多くあり、伝統的な雰囲気を身近にコンパクトな街中で感じれる点は、個人的にもとても魅力に感じます。また、採用業務に携わっている私にとって、京都市内に行き易い京滋支社(京都市伏見区)、大阪の南部・北部に行き易い本社(東大阪市)を拠点に、大阪、京都、奈良、兵庫、滋賀の各大学様に採用活動を展開出来る点において、とても利便性を高く感じています。
当社は学部学科を一切問いません。「ベアリングを全く知らない」「ベアリングという名前を聞いた事があるが詳しくは知らない」というところからスタートします。大学の就職課・キャリア支援課にある企業情報・求人情報、担当者からのご紹介、学内外の企業説明会、学生さんとの交流会、ホームページなどから当社に興味を抱いていただき、そして実際にお話しを聞いていただく事により、ご応募に繋がるケースが多くあります。
多くの業種、職種、そして、多くの企業の中から応募してみたい企業を探しだすことはとても大変なことだと思います。将来、ご自身が輝ける「この企業で活躍してみたい」と感じた企業を一つでも多く見つけることが就活の第一歩目です。
もし、その一つに当社入っていれば、採用担当として、こんなに嬉しいことはありません。多くの就活生の方々とお会いしお話ししたいと考えています。是非ご応募お待ちしております。