自分の中に、絶対譲れない軸となる部分を持つことが必要です。
その軸と会社がマッチしていれば、やりがいを持って働くことができます。
株式会社ハートフレンド
デリカ部
富岡 飛美己
関西外国語大学
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「株式会社ハートフレンド」で働く富岡 飛美己さんにお話を聞きました。
小学生の頃に通い始めた英会話教室がきっかけで英語に興味を持ち、外国語大学へ進学しました。
地元に比べてかなり都会での学生生活だったので、学校の授業も、休日もとても充実していました。
就職活動に向き合う時期は、周りの人より遅かったと思います。大学に入学する前は、地元の学校で英語の教員をしたいと考えていました。そのため4年間教職課程を履修していましたが、教育実習を終えた頃に、一般企業への就職も考え始めました。
ずっと教員になることを目標にしていたので、業界を絞ることが難しく、時間がかかりました。コロナ禍での就職活動だったので、説明会や面接がオンラインで行われている企業が多く、実際に会って話すより緊張していたことを覚えています。
1番の入社の決め手は、会社説明会や面接をしてくださった採用担当の方が、温かい笑顔で接しやすい雰囲気だったことです。会社のことが好きな気持ちと、楽しく働いていることが伝わってきて、自分もそんな会社でそのような人たちと一緒に仕事がしたいと思いました。
また、私はお客様と直接関わることができる仕事を軸に就職活動をしていました。そんな時に出会ったフレスコは、地域密着型のスーパーマーケットで、お客様の日常に寄り添うことを大切にし、企業理念には『来店されたお客様の満足を得る』を掲げていました。
店舗によって外観が違ったり、地域のお客様に合わせて提供する商品が違ったり、お客様に喜んでいただくにはどうすればいいのかを、働く一人一人が考え、行動できることが、私が掲げた軸にマッチしていると感じたことも、入社を決めた理由です。
入社後からデリカ部に配属になり、揚げ物・お弁当の製造や、それらに必要な食材、売場に並ぶ惣菜の発注などに携わっています。自分の作った商品をお客様が選んで買ってくださることが、毎日のやる気に繋がっています。
よく来店されるお客様は、「あれ美味しかったわ、今日はないの?」と直接声を掛けてくれる方が多く、お客様の求める商品を提供できることにやりがいを感じています。良くも悪くも、自分が計画して行動したことが、全て数字になって現れるので、どうしたらもっと売上を上げられるか、どうしたら商品がお客様の目につきやすくなるのかを毎日試行錯誤しています。
自店の店長は、「なんでもチャレンジしてみるといい」といつも背中を押してくれるので、なんでも思い切って挑戦するようにしています。失敗しても「次に活かそう!」と思えた時、ネガティブだった自分から成長できたなと感じます。これからも、自店を選んで来店してくださっているお客様に寄り添った接客が出来るよう努めていきたいです。
京都は日本を代表する観光地なので、魅力的な場所がたくさんあります!私自身、小学校の修学旅行で訪れてから京都に来ることはなかったので、就職してから、休日に小学校時代の友人を誘って当時と同じ場所を巡ってみたりしました。
京都には綺麗な街並みや、自然があり、楽しめる場所がたくさんあります。カフェや飲食店も豊富で、仕事以外の時間も思いっきりリフレッシュすることができるので、充実した毎日を送れると思いますよ!
就活生のみなさんには自分の気持ちを大切にしてほしいです。自分の中に、就職するうえで絶対譲れない軸となる部分を持つことが必要です。もちろん全員が全員、自分の希望した会社に入社できるわけではないでしょうが、様々な職種がある中で、自分の持っている軸と、会社の企業理念、価値観、大切にしていることがマッチしていれば、やりがいを持って働くことができます。
体調にだけは気を付けて就職活動を進めていただき、自分の働きたい場所を見つけられるよう、無理せず頑張ってくださいね!