本当にやりたい仕事があるなら、早いうちに行動を。
アテック京都株式会社
営業部
山本 裕也
帝塚山大学 法学部
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「アテック京都株式会社」で働く山本さんにお話を聞きました。
大学4年間では、警察官が行っているボランティアサークルで活動をしながらアルバイトをしました。
そして毎日勉強をし、その合間でたくさんの友達と遊びのこと、就活や仕事のこと、将来のことなどの話をしていました。
私自身、学生時代から警察官になると、働きたい希望職種が決まっていたため、4年間で将来の仕事に活かせる経験をしたいと思い活動を行っていました。
警察官になるために、1年生から京都府県警と奈良県警の説明会、2年生からは体験入校に参加し、警察官採用試験に向けた行動をしていました。
さらに警察官の採用試験対策と同時に、3年生では一般企業のインターンシップや説明会へ、採用担当の方に認識していただけるくらいまで参加していました。
就きたい職業があれば早いうちに行動することを考え行動していました。
私は営業の仕事に就きたいと思っていました。
就活中に「自分たちの手で作ったものを販売する」ということを会社説明会で聞き、製造業での仕事に凄く興味を持ち、様々な会社のお話を伺いました。
ただ、私は文系出身なので、技術関係の営業ができるか最初不安でしたが、アテック京都株式会社では営業職・製造技術職とも文系出身の方が多く、専門知識は入社してからの研修や日々の業務で身につけるカリキュラムがあるということを知り、「これならやっていける」と思いました。
さらに京都の中でも比較的に若い会社というイメージがあり、会社の成長と共に自身も成長できると思いました。
最後には、全く知らなかった業界にあったことで興味や好奇心が湧き、入社を決めました。
入社後1か月は、工場での研修で「製造工程」を勉強し、さらに2年ほど先輩に同行することでお客様への営業を学び、徐々に仕事を覚えていきました。
2年が経過すると先輩からお客様を任せて頂けますが、バックアップもして下さいました。他の企業とは違い、営業同士の競い合いは少なく、営業全体で売り上げを伸ばしていくイメージです。
お客様は食品系や医療系など多様な機械メーカーです。図面に描かれている一つひとつの約束事を覚えていくのは大変でした。
しかし、納品した当社製品がお客様の機械に組み込まれて世界中で活躍しているかと思うと、やりがいを感じました。
また先輩から受け継いだお客様だけでなく、新規のお客様を訪問して受注をいただけたときの達成感も大きかったです。
営業というと製品と直接の関わりがあまりないと思われるかもしれません。
しかし、当社の場合、製品の最終工程である「検査」を営業が担当することもあります。
自分が受注した製品を見て検査をし、良品と確認できた時やお客様から「ありがとう」と言って頂いた時は本当にうれしくやりがいがあります。
都会な部分と自然豊かな部分の両方あることです。
働く上で交通手段は大事ですが、その点、京都は非常に便利だと、京都で生まれ、京都で生活している中で感じています。市バス、近鉄、阪急、京阪、JRとあり、自家用車がないと行けないところはないと思います。車が無いから行くのをやめる、と選択肢から消える心配はありません。
観光名所も多くあり、天橋立、夕日ヶ浦海岸、清水寺、瑠璃光寺、渡月橋など春夏秋冬で楽しめる絶景スポットもあります。
京都に暮らしていくならば、1度は訪れてほしい観光名所です。
さらに街並みにも魅力を感じています。古い街並みもあれば新しい街並みもあり、歴史を感じることもできます。
営業で外回りをしている時に移動中ホッとできる、一息つくことができる、そんな風情がある場所だと思います。
やりたい職業・職種があるのなら早いうちに行動するべきだと思います。
その理由として、自分が本当にやりたい職業なのかを確かめることにもなりますし、全く知らない業種に出会い興味を持つことがあるかもしれません。
限られた時間の中で就活することは大変だと思いますが、自分のためになると思い行動してほしいです。
就活は個人で進めていくイメージがありますが、就活はゲームで例えるとパーティープレーです。
業界情報の交換や、面接練習、就活中の心のケアなど、個人で進めて行くには厳しいところもあるので、周りに頼ることが大切になってきます。
仕事は長く続けるもの、自身も成長させてくれるものですから、焦って決めることが無いように準備と時間を大切にしてください。就活を始めるのにまだ早い、ということはないと思います。