Feature 京都の企業特集


取材レポート!企業人と学生による交流会・「働き方/暮らし方」のイメージギャップとは!?(京都産業大学×京都市わかもの就職支援センター) Vol.4
こんにちは!京都学生祭典実行委員会所属、京都先端科学大学3年生で就職活動を控えている大学生の伊川です。
私はこの度「取材記者」として、「京都産業大学と京都企業の交流会」に参加させていただきました。
2023年6月29日(木)・30日(金)・7月13日(木)・14日(金)にオンラインで開催された、京都産業大学の学生と京都・大阪の企業(計のべ128名)との交流会について振り返り記事を綴りました。
なお、本交流会は、京都産業大学・共通教育科目「自己発見とキャリアデザイン」の一環として、木曜4・5限、金曜4・5限の4クラスで実施されたものです。
各クラスの受講生規模は120名程度、各クラスの受講生は、6月と7月の二回、それぞれ異なる企業様と16グループ程度(各ルーム:企業人2名&学生4名程度)に別れて交流する構成となっていました。
今回は、「第2期:4日目」の様子をお伝えします。
最後までお楽しみください!
前回までの記事はこちらから
運営を担当した京都市わかもの就職支援センター・スタッフの様子と、取材記者本人が交流会に参加している様子
参加イベントの概要
開催の流れ
当日は以下のプログラムにて進行しました。
私は今回、全14社(17人)の企業の方々と交流することができました。
下の画像は、私が全4日間の4限にて見学したグループの参加企業様の一覧です。
- 1ルーム目:
セコム株式会社
アテック京都株式会社 - 2ルーム目:
株式会社進々堂
株式会社京都新聞COM - 3ルーム目:
株式会社ジェイ・エス・ビー
株式会社特殊高所技術 - 4ルーム目:
株式会社アイテム
ワタキューセイモア株式会社 - 5ルーム目:
株式会社進々堂
株式会社ジェイ・エス・ビー - 6ルーム目:
株式会社塚腰運送
株式会社エリッツホールディングス - 7ルーム目:
株式会社やる気
株式会社清弘エンジニアリング - 8ルーム目:
エフビットコミュニケーションズ株式会社
イビススタイルズ京都ステーション
企業様との交流の様子・感想(7・8ルーム)
交流の様子を以下の通り、お伝えします。
4日目の7月14日(金)は、こちらの企業の方々とお話できました。
- 株式会社やる気
- 株式会社清弘エンジニアリング
- エフビットコミュニケーションズ株式会社
- イビススタイルズ京都ステーション
このルームに参加した理由
「韓丼」や「やる気」などの外食チェーン店を運営されている会社の方のお話をおききしたく、こちらのルームを選択しました。
得られた学びや気づき
- 面接時に資格以外で見るところはどこですか?
と学生から質問がありました。
企業の方は、話し方や熱量を見ていると回答されていました。
何かから影響を受けてたそのままの発言ではなく自分の思いを自分の言葉で話をしているのかが大事で、希望する会社への興味を持ち、どのように本人が会社とマッチしているかを判断しているそうです。
表面的な発言は、根拠はないがなぜかすぐにわかるとおしゃっていました。
また、自己評価と他己評価の乖離が大きいことには要注意というお話も出ました。
就職活動では、「自己評価」を必然的にすることになります。
エントリーシートや面接を通して、自己PRや自分の強み・弱みを伝えなくてはなりません。
なので、自己評価と他己評価を行うことで自分の強みがより倍増し、今まで気づかなかった弱みを知ることもできます。
就職活動をしていても、していなくても、自己分析と他己分析を積極的に行うことが必要だと感じました。
社会に出る前に自分自身の強みや弱みを知ることで、最強の自分になれる機会だと思うので、ぜひやってみたいと思います。
他にも、学生から
- 趣味や好きなことを仕事につなげるべきでしょうか?そうではないでしょうか?
という質問がありました。
企業の方からは、趣味や好きなことを基に仕事を探していくという考えがありますが、それに怖さがあれば、リフレッシュに取っておくことも一つの考え方だとお話されていました。
自分に向いていることが何かを探し、仕事にしていくことも良いそうです。
自分に向いていることがのちに趣味になることもあるかもしれません。
また、経験者にきいてみるのも一つの手だという考えもありました。
SNSなどのツールを駆使して趣味や好きなことを仕事につなげている人に、直接お話を伺ってみるのも良いかもしれません。
また、昼夜逆転の生活をしてしまっている学生からは、
- 忙しくても睡眠時間を取るコツは何ですか?
と質問が出ました。
企業の方からのお話では、
朝起きてやることをやってから出社するなど、寝る時間や起きる時間、やることをルーティ化することで生活リズムを整えたり、昼に疲れるように行動すると良いそうです。
企業の方の中には、寝不足で働くと歳を重ねるごとに影響が出てきやすいため、どうしても寝られないときは、その時に散歩をしたり体を動かして強制的に体を疲れさせてから寝ているという方もいらっしゃいました。
現状を手放すことで習慣を変えることが改善につながるため、一気に全てをやることが難しいのであれば少しずつ少しずつの積み重ねを行い、変えていくことが大事だとおっしゃっていました。
まずは手放してみることから、少しずつ少しずつ積み重ねていくことから始めて改善していきたいと思います。
私自身も、夜遅くまで起きていて次の日起きるのが遅くなることがあります。
明日が早いと分かっていたり、やらないといけないことがあっても後回しにしてしまいます。
その時に心の中では「今コレをやめて、アレに取り組めばよい」と思うのですが、なかなかすぐに実行できないことが多いです。
今回、とても参考になるお話をおききできました。
最後に
今回、こちらの交流会に参加させていただいたきっかけとして
- 他大学の授業を受ける機会がめったにない事
- 学生の間に社会人の方とお話できる機会がなかなかない
だからこそ、参加してみようと思いました。
実際に企業の方々とお話する中で自分の知らないことを知れたり、新たな発見があったり、面白い考え方に気づくことができました。
自分の就職活動に生きる話しや考え方も多く、とても参考になりました。
私は、大学では心理学を学んでおり、将来についてどうしようかととても悩んでいました。
しかし、今回参加したことで色々な考え方に触れることができ、自分の進路についても深く考えることができる機会となりました。
名前を知っている企業・名前を知らなかった企業、興味のあるだけでなく興味のない業界や職種、京のまち企業訪問サイトに載っているだけでも4000を超える企業があり、世の中には様々な企業や仕事があります。
自分が今考えている仕事だけではなく、他の仕事にも目を向けながら、自分の進路について考え、就職活動をしていきたいと思います。
京都学生祭典 警備部部長:伊川
取材記者本人が交流会に参加している様子