【らくなん進都企業の若手社員インタビューVol.3】 お客様の喜びや感動を分かち合えること、それが私のやりがいです
京都信用金庫
店周担当(営業担当)
望月 菜央子
京都女子大学 発達教育学部
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
らくなん進都(※)に拠点がある企業シリーズの第3回目は、「京都信用金庫」で働く望月さんにお話を聞きました。
昔からチームで協力し合って一つのものを作り上げることが好きで、学生時代は2年間、学園祭の実行委員として企画運営に携わってきました。
その中でもたくさんの役割があり、私は学園祭運営の中で数十社の企業から協賛品を提供いただく、渉外担当を務めました。この役割を選んだ決め手は、学生の身で多様な企業と関わりを持てることが楽しそうだというワクワク感です。
実際に経験すると、当時は電話連絡やマナーに不慣れで怪訝(けげん)な顔をされたり、協賛いただく企業向けの企画書を初めて作成したり大変なこともありましたが、企業とメールや電話、実際に訪問するなど、なかなか経験しない貴重な経験をし、多くの学びがありました。
現在の融資業務、会話術などにお客様と関わる中で役立っていると感じます。
就職活動を始めた当初は業界を絞らずに色々な業界を見てみようと、幅広く説明会に参加しました。就職活動でどうしても譲れなかったことは、地元である京都が大好きで、働くなら京都の会社で働きたいなということだけでした。
また、私の父は自営業で会社を経営しているのですが、経営者として必死に頑張る姿を幼い頃から見てきたこともあり、昔から起業家や経営者に対して尊敬の気持ちを抱いていました。
そういった思いが昔からあったからか、地元金融機関の業界を知っていくうちに、地域の人々に貢献できることや、経営者の身近な存在としてサポートができるという点が、当時の私にとってすごく魅力的に感じ、やりがいを持って仕事をしている自分自身の姿が想像できたので、就職活動の途中から地元金融機関一本に絞りました。
京信を選んだきっかけは人事の方のお人柄です。面接時に感じた店内の心地いい雰囲気と、実際に入社してからの印象にギャップがなかったのも嬉しかったですね。
店周担当として、店舗から近い範囲の企業や個人事業主のお客様へ営業活動を行っています。金融支援のみならず、事業の課題を聞き取り、売上アップのための施策や広告宣伝などをサポートする本業支援にも力を入れています。
また、経営者ご自身の今後の資産形成についてのアドバイスや具体的な資産運用の提案をしています。
営業担当になった当初は、融資経験も全くなく戸惑いがありましたが、先輩がとにかく何でもやっておいでという姿勢でフォローしてくださったので、安心して業務をすることができました。そして今、何より融資の仕事が好きです。戸惑いを強みに変えることができた、自分でも驚きの成長です。
また、様々な業種のお客様がいらっしゃるので、悩みや課題、借入れに関するご要望もお客様によって多種多様です。お客様の求めることにスピーディーに対応できない時はとても悔しく感じますが、事業者と密接に関わり、喜びや感動を分かち合えることがやりがいです。
今後の目標は、何かあったら望月さんに相談してみようとお客様に一番に思っていただける職員になることです。そのためには得意分野に偏らない、幅広い知識を身につけることが必要と思っています。これまでの経験を活かして総合的な提案ができる職員を目指しています。
1,000年以上の歴史をもつ京都では、創業100年以上の老舗企業からスタートアップ企業まで、様々な企業様がいらっしゃいます。地元企業と一体となった取組により、お客様の発展や満足につながる良質なサービスや新たな価値をお届けするべく、地元密着型で日々努めています。
ただ単に資金を提供するだけではなく、本業に関わるお悩みや問題を事業者の方に寄り添い、共に考える社内風土が職員一人ひとりに根付いていることが魅力であり、強みだと思います。
京都信用金庫では支店内のみならず、マッチング掲示板等を通じて、お客様のお悩みや課題に対して全店の職員が何かできることはないか一緒に考え、協力してくれます。
とても反応が早く、当金庫のネットワークの広さにはお客様も驚かれます。
金融支援だけではなく、いくつもの本業支援のツールがあって金融機関の枠を超えた仕事ができることが京都信用金庫で働く面白味かなと思います。
就職活動ではいろんな企業を見て、人との交流を楽しみ、自分の感覚を大事にしてください。社会人生活は今後の人生の大部分を占める事になります。自分自身の将来像を想像し、自分に何ができるかではなく、自分は何がやりたいかを考えることだと思います。
京都信用金庫は自発的に動ける方であれば活躍の場が多くやりがいを感じられると思います。是非一緒に働けることを楽しみにしています。
京都市南部を南北に貫く幹線道路「油小路沿道」を中心とした、概ね北は十条通、南は宇治川、東は東高瀬川、西は国道1号に囲まれた、面積約607haのエリアです。
「新しい京都を発信するものづくり拠点」としてまちづくりを進めており、最先端の技術を持った企業がたくさん立地しています。
らくなん進都では、住民・企業・経済団体・大学・行政機関などによるパートナーシップにより、ものづくり企業の集積や魅力的な都市環境の実現に向け、住む人・働く人にとって快適なまちづくりに取り組んでいます。
らくなん進都ホームページはこちら▼
http://www.kyoto-nanbu.org/
笑顔がとても素敵な望月さん。明るく柔らかな雰囲気と、地域の方々に寄り添われるその誠実な姿勢がとても印象的でした。人とのつながりを大切に、更なる成長に向かって邁進されている望月さん。今後のご活躍が楽しみです!