とにかく多くを見て、情報を集めることが重要。「自分にとって何が一番大切か」を決める
エフシステム株式会社
工事部
八島 光佑朔
京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集しています。
その中で今回は、「エフシステム株式会社」で働く八島さんにお話を聞きました。
私は学生時代、ほとんどアルバイトをして過ごしていました。1つのアルバイトに専念するのではなく、短期や長期を合わせて多くの業種のアルバイトを経験しました。現在働いている建設業界でも少し働いていました。
新しいことにチャレンジすることが楽しく、スポーツサークルやボランティア等にも参加しました。学生の特権である自由な時間を有効活用して、様々な経験を得ることができました。子供の頃からボランティアに参加しており、人のためになるなら自分優先ではなく他の人を優先してきました。
就職活動は、良くも悪くも「行き当たりばったり」でした。「どんなことにもチャレンジできる」と思っていたので、ネット検索から面接や対面で話を聞ける機会を探していました。
はじめは興味のある仕事がみつからず、「とにかく就職する」という思いでした。未経験でも採用される企業へネット経由で応募していたのですが、なかなか上手くいかず悩んでいました。
少し気分転換をしながら探していると、対面で仕事の業界を知れるという情報があり、すぐに申し込みました。それは多数の企業が参加する就活イベントで、現職の会社とお話する機会がありました。
採用担当の方々が話しやすい雰囲気を作ってくださり、業界の質問などにも丁寧に答えていただきました。
説明を聞いて興味がわき、すぐにHPから会社見学を申し込み、面接させていただきました。社長と採用担当の方と面接する中で、1年目からでも現場に出て仕事をして覚えることを知り、自分自身の成長にも繋がると思い、入社を決めました。
最初の主な仕事は、改修工事の同行や新築工事での作業でした。
テレビを見れるようにするにも、アンテナを設置したり、受信した電波を調整したりなど、多くの作業が必要になります。身近なところでも、テレビはほとんどの人に使われています。
はじめは、テレビからの線をつなげる接栓を作っていました。新築工事では一日に何十個も作業することがあります。一つの作業をどれだけ早く丁寧にできるかを目標にしていて、現在は一つ一つ新しい作業ができるようになっています。繰り返し作業することで改善点も見つかり、より効率的にできるよう常に考えることが必要になります。
研修では、とても丁寧に説明してくださり、小さなことから仕事に参加できることにやりがいを感じています。どの作業でも、次に繋がることばかりでとても面白いです。どんなことでもメモを取り、疑問点を残さないように質問してきました。
はじめはできなかったり、ゆっくりだった作業も早く丁寧にできるようになることで自分の成長を実感できました。どの施工も型番が異なると施工方法も変わってくるので、毎日勉強の日々です。新しいことに常に挑戦できる環境にいることで、自分が成長し続けられると思い頑張っています。
京都は、古き良き文化と新しい文化を体験することができます。外国からの観光客が多い環境が良い刺激になり、日ごろから京都で働けることが気に入ってます。私が特に気に入っている点は、高い建物がないことです。都会でありながら土地に圧迫感があまりないので、夜に空を見上げると星がきれいに見れます。
観光名所が多く、休日には神社巡りなどもできます。さらに交通の便もよく、車を持っていなくても行動範囲に縛られることなく出かけることができます。
とにかく多くの業種や企業を見て、情報を集めることが重要だと思います。
少しでも興味を持ったことには挑戦するのも一つです。
私は、自分にとって何が一番大切かを決めて、そこから探していきました。
行き詰って悩んだときは、頼りになる人に相談して話すことで視野が広がります。自分に合った仕事ができるよう息抜きしつつ、自分のペースなら大変なことでも乗り切れるはずです。