【入社3~5年目のキャリアパス】
一人一人と向き合い助け合う後輩教育で成長を実感できる、ゆうホールディングス
株式会社ゆうホールディングス
北大路ブロック 副ブロック長
副田 桃子
京都光華女子大学
京都には、長い歴史のある老舗企業から革新的なスタートアップ企業まで、魅力ある企業が数多くあります。
そんな京都企業の「若手社員」を特集。今回は、「株式会社ゆうホールディングス」で働く副田 桃子(そえだ ももこ)さんにお話を聞きました。
就職活動では、地元の京都での管理栄養士の仕事を希望していました。当時は一次予防の一環として、調剤薬局で活躍する管理栄養士の募集が盛んで、様々な調剤薬局の中で、ゆうホールディングスが最も親しみやすく、管理栄養士の活動の幅の広さも感じたため、入社を決めました。

3年目から後輩育成に携わることが多く、私も入社3年目に重要な役割が2つありました。
1つ目はトレーナー(OJT)として、新人一般職を6カ月間で1人前に育てること。2つ目は一般職が1人で従事する店舗への異動です。今までは先輩一般職が必ずいる環境でしたが、1人で全ての業務をこなさなければなりませんでした。初めての環境で新人育成も同時並行で行っていたため、手一杯だったことを思い出します。
また5年目には繁忙店への異動となり、一般職では最年長として、2人の後輩を育てながら日々の業務に取り組んでいました。6年目には「副ブロック長」という、数店舗をまとめたブロックの中で一般職を統括し、薬剤師とともに運営に携わる役職も担っています。
育成では、自分は「当たり前」と思っていても、相手にとっては「当たり前ではない」ということがあります。実際、業務説明で「分かるだろう」と説明を省いてしまいがちですが、新人社員には「ここまで言わなくてもわかるだろう」という考えは通用しないため、細かく伝えることを心がけています。
また、店舗に1人で従事する際は薬剤師との連携が必須です。一人一人の性格やこだわりに合わせた対応を心がけ、密な連携が求められます。とはいえ、全てを分かり合うのは難しく、時には意見が衝突することもありました。
「副ブロック長」への就任後は、人や意見をまとめること、仕事を振ることへの苦手意識も自覚し、一人一人の業務負荷を考えてシフトを組む難しさにも直面しました。

育成では、先輩一般職に助けてもらえましたね。異動前の店舗でお世話になった先輩に電話をしたり、直接店舗を訪れたりして、相談して解決していました。
一般職が自分1人の環境では、「やるしかない」というマインドで働きました。同じエリアの一般職の社員に何かあれば相談できたことも、壁や課題を乗り越えられた一因だったと言えます。
シフト作成では一人一人と話をすることから始め、互いの考えを知ることで妥協点が見つかり、相手の人となりも知れ、助け合える関係性を築いていけたと感じます。
後輩育成に関しては、トレーナー(OJT)のためのサポートとして、新人の配属前には教育研修部によるフォローがあります。指導で困ったことがあれば、教育研修部やエリア内の「育成担当」の一般職に連絡し、サポートを受けられる環境も整っています。

調剤薬局の事務は資格がなくてもエントリーが可能です。入社してから登録販売者試験を受けられるほか、日々の業務で医療や医薬品の知識も得られます。役職がつけば育成や薬剤師の補佐など様々な分野に携われる、やりがいのある仕事です。
管理栄養士としては特定保健指導や外来栄養指導に加え、カフェ運営やSNS投稿、レシピ作成、勉強会やセミナーでの講師といった幅広い活動ができます。ぜひ一緒に管理栄養士の仕事ができたらうれしいですね。
