Feature 京都の企業特集


【地域企業インターンシップ促進プロジェクト特集記事】人事担当者に聞く!インターンシップの取り組みver.2
こんにちは!地域企業インターンシップ促進プロジェクトです。
今回は、株式会社西村製作所様のインターンシップ*の取り組みについて、ご紹介致します。
1.「インターンシップ」の実施内容について教えてください。
理系(電気設計と機械設計)のインターンシップを実施しています。
夏の5日間のインターンシップと冬の1DAYインターンシップを実施しています。
【プログラム内容】
1日目 午前・・・総務(人事担当者)からの会社説明・工場見学
午後・・・配属先(現場)
2日目~5日目 配属先(現場)
フィードバックシートを学生に配布し毎日の振り返りと、実習を通しての振り返りを行います。
内容は、現場体験。実際に入社して3年目までにやることを5日間に凝縮し実施しました。
学生も大変ですが、今勉強していることが、インターンシップの体験を通じて、どう仕事に結びつくのかがわかります。いい意味で負荷のかかった体験ができます。
【プログラムの開催期間と開催時期】
夏のインターンシップ・・・8月~9月に5日間を4回(電気設計2回と機械設計2回)実施しています。
【参加者の対象(文理、学年、人物像等)】
理系(電気設計・機械設計)
大学3年生対象(専門学校、大学院も可)
※高校生は別途高校を通じて工学院高校等を受け入れ(毎年4名ほど・機械組立等の実習)
【プログラムの受入人数】
各回3名程度
【募集方法や選考の有無】
募集方法・・・マイナビ、インターンシップナビ(ジョブパーク)、学校にチラシを配布。(京都だけではなく、電気設計、機械設計のある大学)
選考・・・選考はなし(応募者多数の場合は抽選)
【学生への支給(ランチや交通費)】
交通費、宿泊費は学生負担 ※ランチ代は社内のお弁当を用意
【インターンシップに関わった社員の人数や所属部署】
機械設計・・・10名前後(午前と午後で教育係をかえるなど、係長や課長をリーダーとし新人も交えてプログラムをそれぞれが考える)+総務(2名)
電気設計・・・5名程度+総務(2名)
2.「インターンシップ」を実施する目的、実施しての効果(現場での声など)について教えてください。
【実施する目的】
インターンシップを実施しないと採用活動が難しいことから、3年前から実施しています。BtoBの企業は、学生にまず知ってもらうことが大切です。
【実施しての効果】
・社員への教育・・・学生に質問されて答えられなかったら恥ずかしいと、自ら勉強するようになります。また、教える立場にたつことで、自分の仕事への理解も深まります。インターンシップでは、若手の社員が携わることで、そのような効果が生まれます。
・社内の意思統一・・・採用は総務(人事担当者)だけの仕事ではないということを社内に周知することが大切です。全社で取り組むものと捉えています。コンスタントに採用をしていかないと、年齢の偏りがでてしまいます。新人に常に少し上の先輩がいるということ、少し上の先輩と気軽にコミュニケーションがとれる、気軽に雑談ができる空気感が大切と考えています。
3.「インターンシップ」を実施する際の課題や問題点を教えてください。
はじめは、現場の理解を得るのが難しかったです。総務(人事担当者)から「インターンシップをしないと採用は難しい」ことを丁寧に伝えていくことで理解を得られるようになりました。
また、現場に依頼した際に、年々協力的になっていっているのを肌で感じます。機械の組み立てなども危ないのではと否定的な意見もありましたが、新人が学生を教えることで自信につながったり、社員自身が自発的に勉強するようになることを実感すると受入れに対する姿勢も変わってきました。
また、学生の記入したフィードバックシートを総務(人事担当者)以外にもしっかりフィードバックすることで、人と接していくことの大切さにも気づけています。
インターンシップをやるには、真剣にやらないとダメです。真剣に取り組むことで、採用に結び付く以外に得られるものがあります。
4.今後の実施内容について、教えてください。
冬の1DAYインターンシップ・・・1月~2月に6回(電気設計3回と機械設計3回)実施します。
今後も、理系(機械設計、電気設計)対象に、夏の5日間のインターンシップと冬の1DAYを実施していく予定です。
実は、親御さんの工場見学も受け入れいています。
例えば、高校のPTA主催で工場見学をしたいという依頼を受けたこともあります。結果、お母さん方のネットワークがすごく、自分の子供だけでなく知り合いのお子さんにも「こんな会社があるよ」と伝えてもらい、会社の認知度があがりました。
また、内定後の親御さんの見学も受け入れています。こちらとしてもどんなご家庭で育ったのかもわかるし、親御さんの安心感にもつながるので、希望があれば全て受け入れています。
どこを見てもらっても隠すところはないので、ご希望があれば対応できます。
5.人事担当者様から一言
インターンシップの参加者には、インターンシップ参加のお礼メールを必ず送り、イベントの案内や、選考の案内等を連絡しています。その結果、インターンシップ参加から採用につながりました。
昨今は、オンラインで実施するインターンシップが多い印象ですが、企業理解までには至らないと思います。内容もワークなど会社ごとの独自性が薄いと思います。興味をもってもらえたら、まず足を運んでもらい自分の目で見て体験しないとわからないことは多いと考えています。
そのためにも、インターンシップの体験は実際の仕事を体験してもらうことが大切と考えております。
特に、西村製作所では人のつながりを大切にしているため、社員旅行等の勤務時間外の付き合いも多いです。また、障がい者の方も積極的に採用し、つらさやハンディを抱えた方にも働きやすい環境だと思っています。そんな社風も実際に肌で感じて欲しいと思っています!
いかがでしたか?
【企業向け/地域企業インターンシップ促進プロジェクト特集記事】人事担当者に聞く!インターンシップの取り組みver.2にて、西村製作所様の取り組みについてご紹介いたしました。
自社のインターンシップを実施される際に、ご参考になさってください。
※この記事における「インターンシップ」とは、以下の全てを指しています。
・タイプ1:オープンカンパニー(単日、業界や企業による説明会・ イベント等)
・タイプ2:キャリア教育(大学等の授業講義や企業の教育プログラム)
・タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ(5日間以上、職業における実務体験)
・タイプ4:高度専門型インターンシップ(2ヶ月以上、特に高度な専門性を要求される実務を職場体験