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【面接】面接でのピンチの乗り切り方
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こんにちは! 京都市わかもの就職支援センター(通称わかせん)です。
就職・転職活動の際に必ず実施される、面接。
面接の練習を事前に行っていても、当日は緊張があり、“頭が真っ白になり、回答が何も思い浮かばなくなってしまった” ということもありますよね。
そこで本日は、面接で頭が真っ白になってしまった際の乗り切り方をお伝え致します。あくまでも今回ご紹介するテクニックは、“最終手段”だと考え、準備は怠らないようにしてください!
頭が真っ白になってしまった際の3つの対処法
(1)まずは質問に回答できないことへの謝罪
まず前提として面接官は、皆さんが緊張していることは分かってくださっています。ですので“頭が真っ白になって、回答が思い浮かばないこともある”というのは、面接官の中では想定内のことです。
ただ一旦は『直ぐに回答できない=お時間を余分にいただく』ことに対して簡単に謝罪しましょう。一言、「申し訳ございません」程度でOKです。必要以上に、何度も謝罪する必要はありませんよ。
(2)ご自身の状況を説明しましょう。
さてここからは少し皆さんが冷静になる時間です。
面接官は皆さんのことを待ってくださっていますので、簡単に今、ご自身がどういった状況なのかを説明しましょう。「緊張で頭が真っ白になってしまいました」位でしょうか。
こういった説明をすると、面接官から「深呼吸しようか」や「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」等、リラックスを促すような声掛けが入ることもあります。面接官は皆さんを応援してくださっています!
(3)面接官にリクエストをしてみましょう
最後に、皆さんの希望をリクエストしてみましょう。
以下にリクエストの例を紹介します。
1.「少々お時間をいただけないでしょうか」
少し冷静になって回答が出そうであれば、こういったリクエストが最適です。ただし面接での“少々のお時間”というのは、長くとも15秒ほど。緊張感のある中で考えるので、この時間中に回答が出せそうになければ別のリクエストの方が無難です。
2.「一旦、別の質問に変えていただいてもよろしいでしょうか?」
個人面接で、緊張感のある中考えても回答が導き出せそうにない場合には、こういったリクエストが最適です。
ただし基本的には一旦別の質問に移った後、再度元の質問に対する回答を求められますので、別の質問の回答をしつつ、元の質問にどう答えようか考えを巡らせることをお忘れなく。
3.「回答の順を後に回していただけないでしょうか」
集団面接でご自身の後に回答する求職者がいる場合は、この方法が最適です!他の求職者が回答されている間に、ご自身の回答をまとめましょう。
ただし集団面接では他の回答者の話を聞く態度も見られています。ご自身の回答を考案することも大切ですが、聞く姿勢も忘れずに。
こういった皆さん側のリクエストを承認するかどうかは、各企業の面接官が判断されます。リクエストが必ず承認されるわけではないと肝に銘じ、準備を進めましょう。
こういった対応はやめよう!
緊張でいっぱいいっぱいになる気持ちは分かりますが、下記のような対応をされると、マイナスな印象に映ってしまう可能性があります。気を付けましょう。
(1)黙り込んでしまう
求職者の皆さんが黙り込んでしまうと、面接官はどう対応すればよいのか、判断に迷います。“もう少し待つ方が良いのかな?” それとも “別の質問に変えたほうが良いかな?” と、考えを巡らせます。
また就業後お客様の前で同じような状況になった際、黙り込んでしまうと、お客様と信頼関係が築けないなと判断される可能性があります。注意しましょう。
(2)回答を諦めてしまう
潔く「そちらの回答は準備していないので、答えられません」と諦めてしまうと、せっかく企業が皆さんのことを知ろうとしてくださっている術をご自身で断ち切ってしまいます。
面接での質問を事前に把握することは難しく、回答を1つ1つ完璧に準備するのは難しいかもしれませんが、逆に言うと面接で聞かれる質問は、細かいニュアンスは違えど、共通して聞かれる内容がほとんどです。
就職活動でよく聞かれる質問の回答を考えることが、回答を諦めずに済む近道となります。
面接QAの参考(3)焦って質問とズレた回答をしてしまう
カウンセリングで求職者の皆さんと面接練習をしていると、面接官が欲しかった回答とは全く違う方向の回答が来ることがあります。後になって聞いてみると、「緊張して、何を聞かれているのか分からなくなった」や「回答がズレていることは分かったが、とにかく何か回答しないとと思って焦った」といった感想をいただきます。
こういった時には、焦らず、面接官に質問を再度促してもらってもOKです。
「緊張していて、頭が真っ白になってしまいました。再度質問をお聞きしてよろしいでしょうか?」といった具合です。ズレた回答を繰り返してしまうと、入社後に同僚や上司、顧客と良好なコミュニケーションが築けるかどうか不安になってしまいます。何度もお伝えしますが、面接官は皆さんが緊張していることは承知されています。少々の聞き直しは、全く問題ありませんよ!
まとめ
いかがでしたか?
冒頭でも申し上げましたが、本日ご紹介した乗り切り方は、“最終手段”です。面接中に何度も使用すると、“準備が出来ていないな”と思われてしまいますので、お気を付けください。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
これからも「就活に関するお役立ち情報」をどんどん発信していきます!
是非参考にして、就職活動を良い方向へ進ませてください。
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