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- 就活生へのメッセージ
【エントリーシート】「就職Visaビザ」エントリーシート(ES)という名の「パスポート」
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こんにちは!
京都市わかもの就職支援センターです。
皆さまの「就職活動」の調子はいかがでしょうか?
少しづづ「働く」や「仕事」が近づいてきていることに対して、期待が高まっている方もいれば、不安が増している方もいると思います。
多分不安な方が多いと思います。
「就職活動」の難しいところは正解がないことだと思います。
人それぞれ価値観や将来像が違うので、色々な形の「就職活動」が存在しています。
そんな中、自分の就活スタイルを確立するためにはどうすればよいのか?後で後悔しないためにしておくべきことは何なのか?
そんな問いの答えを探るべく「京太郎」さんへコラムを依頼してみました。
京都市わかもの就職支援センター 事業運営統括
京太郎
京都で学生時代を過ごし、図らずも、東京で大手企業・外資系企業・ベンチャー企業を転々と経験。
学生時代は仙人になろうとしたり、海外留学とかこつけて逃避したりするも、結局は大手企業に就職。
「人間紙一重」、「人生あざなえる縄の如し」、「まず、やってみる」をモットーに、誰もが変化を楽しみながら自分らしく生きることを提案。
選考に進むかどうかの「チェックシート」
「ES書けない。何をどうやって書けばいいのか・・・」
と手が止まることはグッドサイン!
その企業に実は行きたくないのでは?と自問自答する機会です。学校のお勉強とは違い、自分の人生の一つの岐路に立っているわけですから、こっちの道は正解、あっちの道は不正解というゼロイチはありません。実際、正解と不正解ってどこでどう判断するのか、難しいですものね(幸せの定義と似ています)。
従って、Follow Your Heart!
ESが書けない、書きたくないということは、その企業に興味がないということだと思います。そんな時は、低年次であればインターンシップや企業訪問から始めていくことが良いでしょう。
やばい、もう3年生になってしまっているという方でも焦る必要はありません。ES提出をこれまでの学校の宿題のようにこなしている自分に気づけただけでも進歩です。ESを書く前に、落ち着いたところで、じっくり気持ちを整えて、自然体で、様々な企業のウェブサイトやパンフレット等を閲覧していきましょう。
時には、自己分析に戻り、そしてまた企業情報を閲覧し、自然体で気になったことをメモしたり、気に留めたりしながら、自分の考えや思いを綴っていくことから始めましょう。
フォーマットは様々であるが聞かれることは大きく2つ
ESを書きたくなるような企業が見つかれば、いよいよESの記入開始です。企業側も懸命に「他社との差別化」を図るため、様々なフォーマットや問いを用意していますが、いろんな問いを通じて、知りたいことは結局以下の2つに集約されると感じています。
(1)自己PR:なにが、できそう?
前回、自己分析で自分の「強み」に注目し、言語化する大切さを書きましたが、ここでアウトプットしていきます。大事なことは、二つあります。
一つは、「学生時代に力を入れたこと」のような事柄・事象・事実・体験などを羅列するのではなく、その事柄を通じて、自分がどのように感じ(考え)、どのように行動したか、そして、それは自分のどのような特徴をどんな形で発揮した結果なのか?を自分の言葉で語ることです。これは学生のみなさんに限った話ではなく、転職などでも「これまでは株式会社AでB事業部の課長をやってきました」などと伝えても、何もPRになっていないことと同じです。
もう一つは、他の人とカブらないことです。企業人事担当は、果てしない数のESに目を通しますが、「サークルで副キャプテンをやっていました」「アルバイトでリーダーを任されていました」のようなフレーズはおそらく重複にヒットします。この意味でも事柄の記載は最低限にとどめ、その行動になった思考や感情、そして自分自身の特徴に触れる必要があると思います。
この二点をベースに、企業人事担当者に、「何ができそうか?」を想像させたいのです。「できる」でなく、「できそう」というポテンシャルでも構いませんので、自分に自信を持って描きましょう!
(2)志望動機「なぜ、うち?」
もう一つの問いは、数ある企業の中で、「なぜ、弊社を選んで受けようと思ったか?」です。これまでの学歴社会や偏差値教育では、物差しは「偏差値という数字」のみであったがゆえに、問われなかった問いなので、考えをスルーしてしまう方も多いと思います。あらためて問われると、考えたことがない・・・という。
そこで落胆する必要はありません。ここから考えれば良いと思います。
なぜ、私はこの企業のことが気になって、なぜ受けたいと思っているのだろう、と。そして、それをメモからでも構いませんので、言葉に書き起こしてみることをお勧めします。
誤字脱字はかなりのダメージ
誤字脱字は、印象を大きく下げる要因です。なぜなら、企業採用担当者がみなさんを知る手段がESしかないからです。細部にまで注意を払い、何度も校正することや、テクノロジーを活用して、誤字脱字のダブルチェックをおこなうなど、工夫しましょう。
最後に
ESは、企業に対してあなた自身をアピールする大切な機会である前に、そもそも自分が働きたい企業であるかを見極める「チェックシート」です。そのチェックを終えてはじめて、自己PRの明確化、志望動機の深掘り、誤字脱字の確認をおこなってESを仕上げていきます。合否に関わらず、ESは自分の目標や夢の言語化に役に立つツールとなりますので、宿題やタスクのように向き合わず、自分で自分を発見するような気持ちで臨むと良いでしょう。
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