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【9/7開催】京都企業を知る!京都企業訪問プロラグム「京都の企業訪問ツアー」嵯峨美生限定!レポート <ver.1>

イベントレポート
# 企業 # 京都企業 # トークセッション # オフィスツアー # 学生

こんにちは!地域企業インターンシップ促進プロジェクトです。

今回は、2023年9月7日(木)に開催した、「京都の企業訪問ツアー」嵯峨美生限定!の様子を【ver.1】・【ver.2】にわけて皆さまにお届けします。

京都の企業訪問ツアーとは?

1日に学生が3社京都企業を訪問し、オフィスの見学や社員の方と交流します。
1社あたり1時間でプログラムを組んで頂きます。企業様には、「企業の魅力、強味」と「働く人」の情報を提供して頂き、学生が就職活動時に企業選択を行う際の選択肢の1つとなることを目指します。

学生に対する事後のアンケートにおいては、「中小企業ならではの、良さを知ることができた」「1日に3社周り、企業に関してイメージがしやすくなった」「働くことに関して具体的なイメージができた」という声を頂いております。

また、「1日に3社会社を訪問できるということ」「実際に見て、聞くこと」に対して一番関心が高く、プログラムの満足度は、「大変満足」「満足」を併せて100パーセントの評価を得ています。

嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学様と連携

今回は、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学様と連携し、「卒業生に会える」「伝統・工芸」「クリエイティブ」を軸に以下の9社にご参加頂きました。

訪問は、3つのグループに分かれて7~8名の学生が企業様を訪問しました。

1.うね乃株式会社

会社の説明を熱心に聞く学生

うね乃株式会社様の当日の流れは以下の通りです。

  1. 会社説明
  2. 工場見学
  3. 新入社員の方の自己紹介と座談会

会社概要

明治36年の創業以来、百余年、鰹節と昆布を中心とした『おだし』の製造販売をされています。
素材の持ち味を最大限に引き立てながら“おいしさ”の基礎をつくる「おだし」は、まさに日本の味の原点といえるもの。
忙しい現代の食卓にこそ、本当に安全でおいしいものを届けたい。まじめな姿勢と想いを大切にされています。

工場見学の様子

学生の質問

学生: もし新しく『おだし』をつくりたいとなったら、どの業務の方が担当になるのか?
社員: 誰でもできる。トップと各部門が協力してやれるので、声をあげれば色々なチャンスがある
学生: 工場に勤務する方は何人いるのか?
社員: 社員3人(社員)パート10人(パート)
学生: パッケージデザインは誰がしているのか?
社員: パッケージデザインの専門職はいない、illustratorを覚えて、社長と相談しながら、社員がデザインをしている

2.株式会社ゑり善

学生の質問にも熱心にお答えいただきました

ゑり善様の当日の流れは以下の通りです。

  1. オフィスツアー
  2. 会社説明
  3. 着物の着付け体験
  4. 座談会

会社概要

天正12年(1584年)創業、430年の歴史ある呉服専門店です。「和」の心を大切に着物の魅力を拓き続けておられます。
親子孫三代にわたって、ゑり善の着物をご愛用される方がいらっしゃるそうです。国内外から様々なお客様がいらっしゃるそうです。
“正しい商い=「正商」”よい商品を、適正な価格で、誠実な商いを大切にされています。

着物を着付けて頂きました!

学生の質問

学生: 営業と一般職に違いは?変わることもあるか?
社員: 一般職は店頭販売、商品管理、経理などに配属される可能性がある。配属先によって業務内容は様々だが、店の営業活動が少しでもスムーズに行えるようにサポートを行うという点ではどの配属先にも共通している。店頭販売に配属される確率が一番高いが、商品部などへの配置換えや営業職への転換などの事例もある。営業職は店舗やお客様宅などで着物や帯の販売をしたり、コーディネイトやお手入れの相談を受けたりする営業活動を担当してもらう
学生: 大学の美術で学んだことが活かされるのか?
社員: 他の社員の方がデザインを作る時のサポートや、お客様のお話を伺うときに活きている。お客様の要望を1から聞いて、絵を描くことから始めることもある。デザインを学んでいたらお客様にデザインを提案し着物に反映することも可能
学生: 入社しよう思ったきっかけは?
社員: 大学では和歌を勉強していた。日本文化に触れられるということが、就活の軸で、着物は綺麗で興味があった。着物については、入社後に勉強するということで、大丈夫ということだったので入社を決めた。
学生: 接客する時に大切にしていることは?
社員: 緊張することもあるが、笑顔を大切にしている。また、話すときは、はっきり話し、相手に伝えることを意識している。

3.株式会社亀屋良長

和菓子の説明を熱心に聞く学生

亀屋良長様の当日の流れは以下の通りです。

  1. 会社説明
  2. 和菓子の歴史
  3. 最近の状況の説明

会社概要

京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業し、当代で八代目となられます。
亀屋良長様の代表銘菓『鳥羽玉』(うばたま)は、200年以上の年月を経て、作りつづけられています。

学生の感想

学生: 菓子の成り立ちから店主さんの人生まで、幅広いお話をして頂いて、幅広い知識を身に付けることができた
学生: 和菓子の歴史や会社の歴史について詳しく知れて良かったです。伝統と挑戦をどちらも大切にしている姿勢が素敵だと思った
学生: 昔ながらの和菓子の良さを守りながら時代にあったお菓子を作り出そうという姿勢に感銘を受けた。京都の特色や歴史が色濃く残る和菓子に更に興味を持った
学生: 和菓子の歴史を詳しく知ることが出来ました。お菓子を美味しそうに見せるためにもパッケージデザインは大事であると気づいた

4.株式会社ジイケイ京都

デザイナーの方が丁寧に質問に答えてくださいました

ジイケイ京都様の当日の流れは以下の通りです。

  1. 会社説明
  2. オフィスツアー
  3. 座談会

会社概要

GKデザイングループ(1952年設立。国内8社、海外4社の計12社で構成)の1つで、今年50周年を迎える総合デザイン事務所です。プロダクトからコミュニケーション、景観、空間にいたるまで幅広い事業を展開されています。
社員の皆様は、芸大出身でデザイン好きの集まり、世代に関わらず「おもしろいやつがいる」とよく言われるそうです。

非常にフラットな会社で、1つの領域にこだわらずみんなでやるスタンスだそうです。
京都市では、街路環境計画「御池シンボルロード事業」を手掛けられ、安全性・機能性とともに、人が気持ちよく歩いて楽しめ、祇園祭や時代祭の舞台にふさわしい場としてのデザインをされました。

なんと敷地内に茶室が!

学生の質問

学生: デザイン会社に勤めていて、しんどいことってある?
社員: アイデアがでないときは、精神的にしんどいが、結局楽しいので全てチャラになる。人間関係のしんどさはどこでもある。フリーのデザイン事務所なのでアウトプットしたものが儲けになる。アウトプットするもののウエイトが高いと思う
学生: どんな人間が採用されるのか?
社員: 偏った人を採用すると、いろんな人に対応できない。超天才でも人と手をつなげない人は採用に結び付かない。作家性が強いのではなく、お客様が求めるものはいったいなんなのか、本質を聞いて、よりそうことが大切
学生: 知識のインプットはどうしているのか?
社員: 専門的な知識は、本を読む、業界をしらべる、工場を見学する発送やアイデアをひろげる、美術館にいく、アイデアリソースをひろげるなど、基礎的な勉強を色々やっている

5.シュンビン株式会社

企業様の説明を熱心に聞く学生

シュンビン様の当日の流れは以下の通りです。

  1. 会社説明
  2. オフィスツアー
  3. 座談会

会社概要

シュンビン様は2016年に創業70周年を迎えられました。
その道のりは平坦ではなく、和樽の製造から始まり一升瓶の洗浄業を経て、今では、ブランディングやデザインを手がけておられます。
シュンビン様の歴史はイノベーションの連続だそうです。
「シュンビン」には、旬のものを、瞬時に敏感にという意味が込められているそうです。常に新しいものにチャレンジし、新しい価値を提供し続けるという企業文化はこのコーポレートブランドからもうかがえます。

学生の質問

学生: いちごプロジェクトの際にでた案を教えてほしい
社員: 京都の自社仏閣など普段できない場所でいちご狩りのプロジェクトができたら良いと思った。「映える」をテーマに新規事業で掲げて取り組んだ。
学生: プロジェクト内にデザインの方もいるか?
社員: どういった背景で取り組んでいるかを伝え一緒に取り組んでいる
学生: どのような研修があるか?
社員: 新入社員研修では、始めにビジネスマナー研修(社外研修)を行う。例えば、名刺の交換、文書作成、メール作成、言葉遣い、電話対応など。また、会社組織について知ってもらう

いかがでしたか?
こちらの続きは、【9/7開催】京都企業を知る!京都企業訪問プロラグム「京都の企業訪問ツアー」嵯峨美生限定!レポート <ver.2>をご覧ください。

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