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【8/7~8/9開催】京都企業を知る!企業訪問プログラム「企画・広報実践型Project Based Learning」レポート 【前編(1日目)】

イベントレポート
# 企業 # 京都企業 # イベント # セミナー # トークセッション

はじめまして!地域企業インターンシップ促進プロジェクトです。

今回は、2023年8月7日(月)~2023年8月9日(水)に開催した、「企画・広報実践型Project Based Learning」の様子を【前編(1日目)】・【中編(2日目)】・【後編(3日目)】にわけて皆さまにお届けします。

地域企業インターンシップ促進プロジェクトとは?

学生等の京都企業への就職を促進するため、インターンシップの活用による、地域企業の更なる魅力発信が必要であると、2023年4月より開始したプロジェクトです。
当事業は京都企業と学生との接点を創出し、京都企業が学生の就職先として選択肢の1つになることを目的としております。

「企画・広報実践型Project Based Learning」はどんなイベント?

まず冒頭では、参加企業と本セミナーのゴールを共有しました。

ゴールは【「人」に関する自社の強みを1つ発見する】
自社だけでは発見しづらい自社の強みを他社の視点も踏まえて発見するというのが今回のセミナーの目標となります。

本プログラムでは、4~5名の学生グループに京都企業を訪問していただき 、
企業様と学生グループが一緒に、企業の魅力を発信する"採用PR動画"を3日間で制作していただきました。
参加企業様は「京都ダイハツ販売株式会社」「社会福祉法人京都福祉サービス協会」「KSS株式会社」「株式会社千總」「東和商事株式会社」の5社。
参加学生は、多数応募頂いた中から、志望動機等で選抜し、京都の大学を中心に24名参加いただきました。
学生の応募動機としては、「広告・PR・メディア業界に興味がある」「京都の企業に興味がある」「課題解決に興味がある」「Youtubeで動画配信をしているので動画について詳しく知りたい」「Instagram代行業務をしているので興味をもった」「就職活動に向けて1年生から行動しようと思った」などがありました。

このプログラムの目的は、企業の魅力を就職活動をする学生に届けることです。
参加した学生の事後アンケートでは「実際に企業に足を運び、コミュニケーションをとることの大切さを知った」「複数の京都企業に同時に関わる経験が貴重だった」「こんな働き方もアリだなと思った」等の感想を頂いております。

また、このプログラムで制作した"採用PR動画"は、京都市わかもの就職支援センター「京のまち企業訪問」で公開いたします。
これは、参加した学生だけではなく、就職活動をする多くの学生に参加企業の魅力を感じでもらえるようにするためです。

学生と共同で質の高い"採用PR動画"を制作するために「第75回カンヌ国際映画祭の#TikTokShortFilmコンペティション」のグランプリに輝くなど、世界で活躍されている映画監督 真武太氏に、3日間にわたり、レクチャー、アドバイス・サポートを務めて頂きました。
その他、作成した動画は参加企業様の採用等のPRにもお使い頂けるようにしております。

プログラム概要は以下の通りです。

画像

1日目:【インプット&撮影計画の立案】
チームビルディング/企業理解/戦略理解/動画制作の基礎/撮影計画
2日目:【動画撮影&編集】
撮影実施/動画編集/多角的な視点
3日目:【動画の完成と発表】
動画仕上げ/発表資料の作成/発表会/振り返り

早速1日目【インプット&撮影計画の立案】についてレポート致します!

1. インプット/チームビルディング・企業理解・戦略理解

1日目の午前中はまず、今日から3日間撮影するチーム内で自己紹介し、コミュニケーションをとります。
次に、当事業より「なぜ"採用PR動画"の制作なのか?」「なぜ学生が動画制作を行うのか?」「なぜ京都市の地域企業なのか?」についてご説明し、プログラムの趣旨について理解いただきました。

最後に、「企業理念について」グループで考える時間を持ちました。「企業理念について」考えることで、企業の魅力を表面的なものだけで捉えるのではなく、様々な視点から捉える戦略理解について学びました。

学生は、"採用PR動画"は"就職活動をする学生"の視点をもち、それぞれの企業の持つ魅力「理念」「人」「事業」「組織」等を同じ"就職活動をする学生"に届けることが重要であることを理解しました。

事前研修の様子

2. インプット/動画制作の基礎

映画監督
合同会社LANGPICTURES 本木 真武太 氏(Motoki Mabuta)
合同会社LANGPICTURESのHPは
こちらから

2022年5月、縦型短編映画「木って切っていいの?」が
「第75回カンヌ国際映画祭」#TikTokShortFilmコンペティションのグランプリに輝く。

午後からは、映画監督 真武太氏より「バズる動画制作についてレクチャー」いただきました。
一緒に連携して"採用PR動画"を制作するにあたって、ここからは、参加企業様にもレクチャーを受けていただきました。
質の高い"採用PR動画"を制作するためには、レクチャーを受けることは、重要な要素の一つです。
(真武太氏には、3日間を通して動画制作のアドバイス・サポートも行っていただきました。)
”バズる9つの要素”を詳細に説明いただき、参加企業様も学生も大興奮でした!

「バズる動画 9つの要素」
一番大切なのは、「とにかくやってみること、始めることが大事」と、真武太氏は強く繰り返しておられました。
9つの要素は以下の通りです。
(※「9つの要素」は、あくまで今回のレクチャー実施時における要素です)

  1. 共感性・・・視聴者の共感を得られるか。喜怒哀楽の共感。身近なテーマの方が視聴者にとって自分事になりやすい。
  2. 共有性・・・共感の次に大事な要素。共感性のあるものは、共有したくなる。賛否両論されそうなもの。
  3. トレンドを意識する・・・話題性が高いものやトレンドになっている動画に便乗する。
  4. シンプル・イズ・ザ・ベスト・・・動画を視聴してほしいターゲットを明確にする。
  5. フックを作る・・・最初の2秒に注力する。最後まで見続けるか最初で決まる。
  6. 視聴維持・・・起承転結で展開を作る。ループさせると拡散されやすい。
  7. 自分が出よう・・・ありのままの姿をみせる。作り込みすぎない。
  8. 動画で会話する・・・つっこみポイントを作ってコメントを誘発する。
  9. 品質向上・・・常にアップデートする。Z世代は目が肥えている。クリアな映像、良い照明、クリーンな音声等。
本木真武太氏の講演を熱心に聞く参加者

3.撮影計画の立案

レクチャー後は、「京都ダイハツ販売株式会社」「社会福祉法人京都福祉サービス協会」「KSS株式会社」「株式会社千總」「東和商事株式会社」様から、自社について一言ずつご紹介いただきました。

社会福祉法人京都福祉サービス協会様

紹介の後は、グループごとに"採用PR動画"の撮影計画を話し合いました。
3日間という短い期間で動画を制作するため、事前に双方しっかり準備して臨みました。

参加企業様には、事前に「企業から学生に伝えるべきこと」として、自社の強みや魅力を理解してもらうため「Philosophy理念」「Profession仕事・事業」「People人材・組織」「Privilege待遇・働き方」について、整理し言語化していただきました。
また、動画制作のヒアリングシートも事前に準備頂きました。「現状の課題」「動画制作の目的」「コンセプト・メッセージ」「動画のターゲット」「イメージに近い参考動画」を記入頂き、撮影計画立案時に学生にスムーズに伝えられるよう準備いただきました。

一方、学生は「学生が企業に伝えるべきこと」を明確化するため、それぞれの企業について「事業内容」「企業のビジョン・ミッション」「企業の特色・強み」「その他自身が関心を持った点」を参加前に自分で調べてワークシートに記載頂きました。
「企業から学生に伝えるべきこと」「学生が企業に伝えるべきこと」をすり合わせながら、どのようなPR動画にするか、2日目の撮影に向けた計画を立案しました。

京都ダイハツ販売株式会社様の撮影計画をたてている様子
東和商事株式会社様の撮影計画をたてている様子

いかがでしたか?
2日目からはいよいよ撮影です。2日目のレポートは【8/7~8/9開催】京都企業を知る!企業訪問プログラム「企画・広報実践型Project Based Learning」レポート 【中編(2日目)】でお届けいたします。

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